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天皇が使う印鑑を特別に御璽と言います。 天皇が国事行為を行うときにのみ使用します。

印鑑はそもそも一般市民が使用できるものではなかったので、一般の印鑑の歴史は以外に浅いものですが、天皇の印鑑の歴史は古く、飛鳥時代にまでさかのぼります。
飛鳥時代に印鑑に関する法律が整えられるときに天皇の印鑑も作られました。
当時は印材に彫るという方法ではなく銅の鋳物でした。サイズは3寸とあるので大体直径10センチくらいと、今の印鑑に比べるとかなり大きいものだったようです。
その印鑑は直しながら江戸時代まで使用されます。
明治時代に清、つまり当時の中国にこの御璽を持って人を派遣するときに、印に記してある文がはっきりしないという理由でつくり直させました。
小曽根乾堂という人物が石材で作り直しましたが、これも不評だったため、その後京都の印司と鋳物士が一年がかりで作成しました。
その後作りなおされることは無く、明治7年からいまでも同じものが使用されています。
明治時代から現在まで使用されている御璽は金製で、大きさは約9センチ四方の角型です。
御璽には天皇御璽と彫ってあります。
重さはなんと3キロ以上もあるので、一回押すのにもかなりの力が要ります。
御璽を押す場面は細かく決められています。
この御璽は勝手に似せて作成したりすると、刑法違反になり2年以上の懲役に処されます。
また、御璽が押してある文書を偽造したり改変したりすると3年以上の懲役になります。
大日本帝国憲法では不敬罪という罪にも当たりました。

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